心不全通信 No.1「心不全外来とは」

2019/12/05


心不全を患う人は毎年1万人増加しており、今後高齢化により2030年には心不全を患う人は130万人に到達すると予想されています。

心不全通信 No.1 2020年1月号

みわ記念病院ではこのような状況を踏まえ、大病院と連携しながら身近な医療機関として、心不全医療を提供することが、当院が地域に貢献できることの一つと考え、循環器内科の岡本公志医師を中心に、心不全外来を始めることと致しました。

心不全外来とは

心不全外来は、心不全治療を既にされている人、心不全になるかもしれない人や、心臓に軽い異常がある人を対象とした、「心不全」を専門に診療をおこなう外来です。
心不全は、早期発見、治療、リハビリと継続した観察と管理が大切です。
当院で対応できない医療については、専門医療機関と連携しながら、身近な心不全医療を提供させて頂きます。
また、心不全医療に関係した、アドバンス・ケア・プランニングのお手伝いもさせて頂きます。

心不全とは

心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です。

  • 心臓の収縮力が弱くても、広がりが悪くても心不全を起こすことがあります。
  • 心臓を取り巻く環境(高血圧、貧血、感染症など)の悪化から心臓に負担がかかることで起きる心不全もあります。
  • 症状が急速に出現・悪化したものを急性心不全、慢性的に症状があって日常生活に障害があるものを慢性心不全といいます。

出典:岡山県 安心ハート手帳(心不全版)第1版

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